ことたな

その時に思った事等を言葉で残しておくための記録   日常やゲームプレイした事等雑記を書いています。

視覚の死角

最近話題になっている心痛む事件を見ていて、フッと昔の事を思い出しました。


明るい話では無いのですが、「今」だからこそ残したいって思ったので書き残しておこうと思います。


7年程前の事になりますが、夫君と同居を始めるにあたって引っ越しをしたのですが、私の転職が落ち着いた辺りで、夫君が急に退職しました。


転職についての焦りとか不安っていうのは、私自身も数回経験した事があるのでなんとなくは分かるのと、タイミングもあるよって事で転職活動を応援してたのですが、なかなか恵まれなくて決まるまで約1年程掛かったっけ


その時期の夫君は大分辛かったみたいで、私も不安になってしまうような言動もあったり
(いわゆる鬱のような傾向もあったんですね…)


鬱みたいな精神の状態って風邪とか怪我みたいに身体をパッと見て分かる状態じゃないから、どのくらいその症状が辛いのかが他人からじゃ分からないのが歯痒く感じてしまったりね


その間夫君に私が出来ることといえば、ご飯作ったりとか日常的な事を変わらずするみたいなそういう事くらいしか出来なかったけども、夫君自身が頑張ってるのは伝わってたから夫君を見守りつつも自分も気持ちを落とさないようにしてたなあって


今だからこんな風に書いてるけど、当時は先も全く見えない状態で誰にも言えなくて私自身もかなり悩んだっけ


不安定な時に近しい人じゃなくても、誰かが味方でいてくれる事ってかなり力になるんじゃないかなって思います。

私が夫君の力になれてたかどうかは分からないけども、今こうして一緒にいる状態が答えなのかもね



視覚として相手の状態を目に入るものだけで判断する事は、それ以外の部分(心や精神の方)は死角があるのかもしれない…なんてね



こうやって言葉を繋げてみたりすると、新たな世界が広がっていくような感じでつくづく言葉って奥が深い物ですね